RC 戦車戦イベント「ざ・タンクフロント」に行って来た!!
大阪 羽曳野に先日オープンした国内初のラジコン戦車専用フィールド「FURY」。そのオープンを記念して、近畿圏でWW2関連のイベントを開催する関西ヒストリカルイベントと共同で2月15日にRC戦車戦イベント「ざ・タンクフロント」が開催された。
⇒新オープン!大阪・羽曳野の RC 戦車バトル専用フィールド「フューリー」に行って来た! / ミリブロ ReportRC戦車専用バトルフィールド フューリー
http://www.madpolice.co.jp/fury/index.html
敵情を偵察するアメリカ軍。
「FURY」ではHITEC社が販売する1/24の赤外線バトルRC戦車「VSTANK」によるバトルが可能となっている。
VSTANKシリーズは実売価格2万円弱の完成品ラジコン戦車で、現在20種類以上がラインナップ。WW2の主要戦車から最新の陸上自衛隊10式戦車まで幅広く揃っているが、送受信機のクリスタルを調整する事で最大12両までの同時バトルが可能だ。
また独立モーターによる前後進、信地旋回、砲塔の左右上下の動きに加え主砲発砲動作、被弾動作、更には走行音、主砲、機銃発砲音、被弾破壊音が操作に合わせて鳴る。
作戦を決定、指示するアメリカ軍
「FURY」では手ぶらでの来店にも対応可能なレンタル戦車の貸出、販売、また持ち込み戦車の即時修理なども対応。少人数での来店にはスタッフが対戦してくれる。今後はアクセサリーパーツの販売なども視野に入れている。
パンツァーフォー! 前進を開始するドイツ軍
さて、今回開催された「ざ・タンクフロント」では、関西ヒストリカルイベントのメンバーがWW2戦車兵の軍装で登場(搭乗?)
ドイツ軍vsアメリカ軍に分かれ、6両vs6両の壮絶なラジコンバトルが繰り広げられた。
小隊縦列で前進中のアメリカ軍M4戦車
よーいドン!で適当にバトルももちろん可能だが、チーム戦らしく小隊を編成し、指揮官が指示を出して戦うのが彼らの流儀。
「奇数号車左、偶数号車右へ展開!」
「2,3号車、弾種徹甲、目標左の丘のタイガー! 撃て!」
「5号車後退、3号車前進、周り込め!」
実際の戦車戦さながらの号令が飛び交い、12両の戦車が組織戦を展開する。
敵発見! M4
フィールドには川や丘、集落の他、吊り橋は遺棄車両などもスケールに合わせて設置されており、雰囲気抜群。もちろん地形や障害物は雰囲気だけでなく、実際のバトルにおいて戦術上重要となる。
またスモークマシンも投入可能で、実際に開始時には敵側陣営の配置はほとんど見えなくなる。高低差のあるフィールドでのバトルは、砲身の上下の操作や、車体自体の傾斜も重要となる。
丘を越えて敵陣に突入するM4戦車
VSTANKでは、各車両が撃破されるまでのヒットポイントは全車共通の5発に設定されているが、開始前に数発被弾させておく事で、装甲や火力の違いを再現することも可能。
M4戦車の車列
シチュエーション戦として、残り被弾2発となったM4シャーマン4両vsヒットポイント満タンのタイガー2両、なんてバトルも行われていた。
その他、全員が敵となって生き残りを争うバトルロワイヤル戦や、関西ヒストリカルイベント選抜チームvs「FURY」スタッフチームのガチバトルなども行われた。
丘の上からM4を射撃するタイガーI
とにかく走行させ、主砲を撃ったりするだけでも充分楽しいRC戦車。
それが赤外線で安全に、かつわかり易く対戦バトルもできるのだから楽しさ倍増。RC戦車専用フィールド「FURY」 是非、行ってみる価値があるだろう。
前進中のタイガーI
実物のM4戦車照準器でタイガーIを狙う
持ち込まれた、アメリカ軍戦車兵実物装備(ヘルメット、ゴーグル、双眼鏡、喉頭マイク、開閉器、照準器)
前進中のM4戦車
ドイツ軍戦車兵たち
ドイツ軍戦車の車列
前進中のドイツ軍
町はずれの戦闘
M4戦車を撃破するタイガーI
タイガー戦車を射撃中のM4戦車
M4戦車を撃破するタイガーI
スモークマシンの威力
M4戦車の内部!?
吊り橋を渡るキングタイガー