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フィンランド国防軍、近代化改修を受けた XA-180 の 1 両目を受領

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フィンランド国防軍、近代化改修を受けた XA-180 の 1 両目を受領
米国の UPI 通信社は 11 月 13 日、フィンランド国防軍が、近代化改修されたXA-180 装甲兵員輸送車の、最初の 1 両目を受け取ったと報じた。現在の計画では 71 両の XA-180 に改修が施される予定で、残りの 70 両も順次改修が行われるという。

この近代化改修は Patria 社によって実施されているもので、座席や電気系統が改良され、また車体表面の仕上げ加工も見直されているという。エンジンやトランスミッション、車軸なども検査を受け、必要であれば換装されるとのことだ。

今回引き渡された XA-180 は、近代化改修のプレシリーズ・モデルに当たるという。残り 70 両はシリーズ・モデルで、2015 年から 2017 年にかけて実施されるとのことだ。また 2021 年までに 210 両まで増える可能性もあるという。

XA-180 は 6 輪式の装甲兵員輸送車で、2 名の乗員と、16 名の兵士を乗せることができる。また多くの派生型も造られ、救急や通信、指揮車両型や、地対空ミサイルやレーダー機器を搭載した型なども存在する。フィンランド国防軍のほか、オーストリア陸軍やデンマーク陸軍、ノルウェー陸軍やスウェーデン陸軍などにも導入されている。

UPI 2014/11/13
Photo from U.S. Army via Wikimedia Commons
Image is for illustration purposes only.
Text: 鳥嶋真也 - FM201411


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