CATEGORY:Hsu-Wei Browning Hi-Power MkⅢ
2011年02月11日
Hsu Wei製ブローニング ハイパワー MkⅢ・分解
あんにょ~ん! (韓語いいね、便利♪)
さてさて、
JAC/サンプロのブローニング・ハイパワー、美人で雰囲気も良いのに、夏場は自らの力に耐え切れず壊れてしまうという、なかなかワイルドな萌え属性でしたが、そのスリリングな魅力に魅せられた人も多かった(?)ようで、未だにオクでよく見かけますw
それとも、ガンオタ的に「90's」が多いのかな?
90年代ってこの業界も全盛期&過渡期だった気がしませんか?
★サンプロジェクト/Browning HI-POWER MkⅢ
知らない人の為と話のついでに紹介。(JACは現在行方不明?持って無かったかな??)
JAC倒産後に夏場のスライド割れ対策(柔軟性を向上させたスライド)やHOPの変更(JACは「鉄の爪」といわれてた)等を行って、再発売されたのが、このサンプロ版のハイパワーです。
弾の発射がブローバックシーケンスの後半で行われる(アフターシュート)ことから、反動で着弾が下に逸れ易く、内部機構が下部フレーム側に固定される為に、スライドを引くと「具が見える」といった非リアルさ等の欠点もありましたが、
当時その後の主流となる発射後にブローバックが始まる(プレシュート)WAのマグナタイプのガスブローバックはまだ少なく、その後タナカからマグナBLKのハイパワーが出ましたが病弱な子だったので、作動が確実で気温の低下にも強いという利点からJAC/サンプロのハイパワーをカスタムを加えながら愛用する人もけっこういたっぽい。
~以上、極私的な見解ですw 他にもカスタムバリエーションが幾つかありました。
ザラっとした表面処理と各金属パーツの仕上げのバランスがいい味を出していました。
タナカ製と比べると、なんとなくシャープでスタイルが良いように感じるのが不思議。(・・・気のせいか?)
専用のケースが付いてきました。(最近こういうの減りましたよね~)
価格も手頃だったので、コストパフォーマンスは高かったと思います。(今にして思えば)
★Hsu-Weiとサンプロ版と比較してみる
※重要(笑)
今回は画像の背景が、
【青】い方が『サンプロ』、【TAN】が「HsuWei」です。
サンプロの方はハンマーをコック出来ますが、
Hsu-Weiの方はライブながらコック出来ません。
(セイフティーは稼動)
・・・分解してみると、
ハンマーをコックする為の切りかきがオミットされてました。
(画像撮り忘れた・・・)
もともとのJAC/サンプロ版ではシアーシステムの構造上、
ハンマーをダウンしようとトリガーを引くとブローバックしてしまうので、
その際は<マガジンを抜いて行う>必要がありました。
これを忘れてビックリする人も多かったと思いますw
(俺も被害者w)
リアルさに関わりますが、考え方の違いというか安全対策?
マガジンは、亜鉛?製の一体型に変更されてました。
プレス外装の方が雰囲気は好きですが、亜鉛一体型は「冷え」対策に有利なので、
これも当世の流行ということでしょう。
前回の最後に出た「なぞのツール」ですが、こんな感じに使います。
便利ですが、すぐに無くしそう・・・
一体型になったので、ここらへんの風景も違いますが、基本的には同じです。
なぜかパッキンの色までw
※海外の高圧ガス対応の注入バルブなので、加工しないと134aでは入れ辛いです。(SPとかパッキン)
★分解して中身を比較してみる
取説は修正を加えて【再利用】しているようです。
(「あるものは使う!」コスト削減の企業努力ですね)
ちなみに、スライドのメタル化で『7』のウェイトは製品にはありません。
(そのかわりバレルブッシングみたいな物はありますが・・・記載されてないし)
間違い探しのつもりで読んでみてください~
ともあれ、分解方法は同じなので取説どおりで、こんな感じに内部ユニットを取り出せます。
このように分解しなくても<スライドだけ>を外すこともできますが、傷とか着き易いかも。
いや~懐かしい光景ですね~~~
ブローバックユニットを比較してみる。
・・・すっごい似てます。成型の跡まで同じ・・・・やっぱ金型もらったのかな?
スライドへの固定は、リアサイト基部へ下からのネジ止め、
・・・それともうひとつ、
スライドに<こんな穴>が開いてまして・・・
ブリーチにも凸形に開いた穴と噛み合うようになってます。
ハイパワーのミリタリータイプのような大型サイトを載せて二箇所で固定するつもりだったのかもしれませんが・・・、
ちなみに、スライド前方のバレルホールは別パーツになっていて、フロントサイトで固定されてます。
(バレルとSP取り出したいだけなら、ここを外せば良いかも)
ブローバック動作はこんな感じです。
① トリガーを引くとシアーバーがシアーを引っ張って、マガジンバルブを押します。
② ガスがシリンダーに流れ込み、ブリーチ外部がスライドと共に後退を始めます。
③ シリンダー内で後退したピストンが塞いでいたノズルを開放して発射。
④ スライドが後退するとブリーチの突起がバーを押し下げて、シアーを開放しガスの放出をカット。
⑤ シリンダーがスライドと共に前進してノズルでBB弾をチャンバーに送り込んで終了。
「先にブローバックが始まり、その後に発射される」のが<アフターシュート>と呼ばれる所以です。
シリンダーを取り出してみる。
サンプロの方はピストンヘッドが<カップ>形状ですが、
Hsu-Weiのブローニング・ハイパワーの方は<Oリング>に変更されてます。
少しルーズなシステムなので、こちらの方が<カップがめくれる>等の心配が無くて良いかもしれません。
(気密は十分でした)
ちなみに、赤丸で囲った<穴>がスライドと噛み合う部分です。
★おおざっぱにまとめ、
フレームが樹脂のハーフメタルながら実銃にせまる重量(925g)はえらいと思う!
操作の音もより金属質に変わったのは気持ち良い♪
メタルスライド化で耐久性UPを期待しても良いかもしんない♪
作動改善の為に一体型マガジンやOリング化の改良は進化の証?
~~~個人的に、
この感じは気持ち良い!!
~~と思います。<(_ _)>
今回、分解画像ばっかで色気が無いので、もう一回やってラストにしますw
ヾ(´▽`;)ゝではでは~~
さてさて、
JAC/サンプロのブローニング・ハイパワー、美人で雰囲気も良いのに、夏場は自らの力に耐え切れず壊れてしまうという、なかなかワイルドな萌え属性でしたが、そのスリリングな魅力に魅せられた人も多かった(?)ようで、未だにオクでよく見かけますw
それとも、ガンオタ的に「90's」が多いのかな?
90年代ってこの業界も全盛期&過渡期だった気がしませんか?
★サンプロジェクト/Browning HI-POWER MkⅢ
知らない人の為と話のついでに紹介。(JACは現在行方不明?持って無かったかな??)
JAC倒産後に夏場のスライド割れ対策(柔軟性を向上させたスライド)やHOPの変更(JACは「鉄の爪」といわれてた)等を行って、再発売されたのが、このサンプロ版のハイパワーです。
弾の発射がブローバックシーケンスの後半で行われる(アフターシュート)ことから、反動で着弾が下に逸れ易く、内部機構が下部フレーム側に固定される為に、スライドを引くと「具が見える」といった非リアルさ等の欠点もありましたが、
当時その後の主流となる発射後にブローバックが始まる(プレシュート)WAのマグナタイプのガスブローバックはまだ少なく、その後タナカからマグナBLKのハイパワーが出ましたが病弱な子だったので、作動が確実で気温の低下にも強いという利点からJAC/サンプロのハイパワーをカスタムを加えながら愛用する人もけっこういたっぽい。
~以上、極私的な見解ですw 他にもカスタムバリエーションが幾つかありました。
ザラっとした表面処理と各金属パーツの仕上げのバランスがいい味を出していました。
タナカ製と比べると、なんとなくシャープでスタイルが良いように感じるのが不思議。(・・・気のせいか?)
専用のケースが付いてきました。(最近こういうの減りましたよね~)
価格も手頃だったので、コストパフォーマンスは高かったと思います。(今にして思えば)
★Hsu-Weiとサンプロ版と比較してみる
※重要(笑)
今回は画像の背景が、
【青】い方が『サンプロ』、【TAN】が「HsuWei」です。
サンプロの方はハンマーをコック出来ますが、
Hsu-Weiの方はライブながらコック出来ません。
(セイフティーは稼動)
・・・分解してみると、
ハンマーをコックする為の切りかきがオミットされてました。
(画像撮り忘れた・・・)
もともとのJAC/サンプロ版ではシアーシステムの構造上、
ハンマーをダウンしようとトリガーを引くとブローバックしてしまうので、
その際は<マガジンを抜いて行う>必要がありました。
これを忘れてビックリする人も多かったと思いますw
(俺も被害者w)
リアルさに関わりますが、考え方の違いというか安全対策?
マガジンは、亜鉛?製の一体型に変更されてました。
プレス外装の方が雰囲気は好きですが、亜鉛一体型は「冷え」対策に有利なので、
これも当世の流行ということでしょう。
前回の最後に出た「なぞのツール」ですが、こんな感じに使います。
便利ですが、すぐに無くしそう・・・
一体型になったので、ここらへんの風景も違いますが、基本的には同じです。
なぜかパッキンの色までw
※海外の高圧ガス対応の注入バルブなので、加工しないと134aでは入れ辛いです。(SPとかパッキン)
★分解して中身を比較してみる
取説は修正を加えて【再利用】しているようです。
(「あるものは使う!」コスト削減の企業努力ですね)
ちなみに、スライドのメタル化で『7』のウェイトは製品にはありません。
(そのかわりバレルブッシングみたいな物はありますが・・・記載されてないし)
間違い探しのつもりで読んでみてください~
ともあれ、分解方法は同じなので取説どおりで、こんな感じに内部ユニットを取り出せます。
このように分解しなくても<スライドだけ>を外すこともできますが、傷とか着き易いかも。
いや~懐かしい光景ですね~~~
ブローバックユニットを比較してみる。
・・・すっごい似てます。成型の跡まで同じ・・・・やっぱ金型もらったのかな?
スライドへの固定は、リアサイト基部へ下からのネジ止め、
・・・それともうひとつ、
スライドに<こんな穴>が開いてまして・・・
ブリーチにも凸形に開いた穴と噛み合うようになってます。
ハイパワーのミリタリータイプのような大型サイトを載せて二箇所で固定するつもりだったのかもしれませんが・・・、
ちなみに、スライド前方のバレルホールは別パーツになっていて、フロントサイトで固定されてます。
(バレルとSP取り出したいだけなら、ここを外せば良いかも)
ブローバック動作はこんな感じです。
① トリガーを引くとシアーバーがシアーを引っ張って、マガジンバルブを押します。
② ガスがシリンダーに流れ込み、ブリーチ外部がスライドと共に後退を始めます。
③ シリンダー内で後退したピストンが塞いでいたノズルを開放して発射。
④ スライドが後退するとブリーチの突起がバーを押し下げて、シアーを開放しガスの放出をカット。
⑤ シリンダーがスライドと共に前進してノズルでBB弾をチャンバーに送り込んで終了。
「先にブローバックが始まり、その後に発射される」のが<アフターシュート>と呼ばれる所以です。
シリンダーを取り出してみる。
サンプロの方はピストンヘッドが<カップ>形状ですが、
Hsu-Weiのブローニング・ハイパワーの方は<Oリング>に変更されてます。
少しルーズなシステムなので、こちらの方が<カップがめくれる>等の心配が無くて良いかもしれません。
(気密は十分でした)
ちなみに、赤丸で囲った<穴>がスライドと噛み合う部分です。
★おおざっぱにまとめ、
フレームが樹脂のハーフメタルながら実銃にせまる重量(925g)はえらいと思う!
操作の音もより金属質に変わったのは気持ち良い♪
メタルスライド化で耐久性UPを期待しても良いかもしんない♪
作動改善の為に一体型マガジンやOリング化の改良は進化の証?
~~~個人的に、
この感じは気持ち良い!!
~~と思います。<(_ _)>
今回、分解画像ばっかで色気が無いので、もう一回やってラストにしますw
ヾ(´▽`;)ゝではでは~~
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
サンプロの分解方法でも構いません。
よろしくお願いします。
コメ返遅くなりました~すいません。
とりあえず、この記事の「★分解して中身を比較してみる」の最初に取説の画像UPしたんですが、JAC・サンプロとは「ほぼ一緒」なので参考になれば、ヾ(´▽`;)ゝ
基本的にフレーム側のピンを全て抜けばスライドごと中身が取り外せます。
スライドの中身を取るときはバレルを外し、裏側からリアサイトを見ればネジが見えると思うので、これを外せば分離できたと思います。
取り急ぎな説明なので、解らなかったらまた聞いてください~ヾ(´▽`;)ゝ
マガジン・引き金の部分を止めている、Cの形で棒状の金具を脱着する時の工具はどのような物で対応されているのでしょうか?
マガジンのガス漏れを修理と、スライドとハンマーを交換する予定ですので、回答をお願いいたします。
ようこそ~
私はポンチ(細長いタイプ)か精密ドライバーの先でピンの淵に当てて、ゴムハンマーで叩いて抜いています。
抜けないときは反対側からも試してみてください。
フレームは樹脂なので無理に取ると傷が・・・(やった人)