米特殊作戦司令部 (USSOCOM)、今夏にも AH-64 アパッチ攻撃ヘリコプターにレーザー兵器の搭載を計画
米特殊作戦司令部 (USSOCOM) が、今年の夏にも AH-64 アパッチ攻撃ヘリコプターにレーザー兵器の搭載を計画している。
Image is for illustration purposes only.
フロリダ州タンパでおこなわれている 2016 特殊部隊産業会議 (SOFIC: Special Operations Forces Industry Conference) の席上、SOCOM 関係者が 26 日に言及。SOFIC を主催する国防産業協会 (NDIA: National Defense Industrial Association) が発行するオンラインマガジン上で明らかとなった。
SOCOM の回転翼計画事務局 (program executive office rotary wing) によると、現状では高価なミサイルを撃ち込む必要があるのに対し、1 発の照射に掛かるコストが僅か 1 ドルとも言われる安価なレーザーを使って、車両や発動機などの破壊を思い描いている。
計画の実現に当たっては、既にレイセオン (Raytheon) 社との共同開発体制が進んでいることも示されている。
また、こうした指向性エネルギー兵器 (DEW: Directed-Energy Weapon) の利用については、MH-60 ブラックホークでの搭載も検討されている。
関連記事:
⇒米空軍特殊作戦コマンド、海軍の助けを得て AC-130J ガンシップのレーザー兵器搭載計画を加速
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