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ロシア、多用途ロボット・プラットフォームを開発。軍用の武装戦闘バージョンも展開予定

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ロシア、多用途ロボット・プラットフォームを開発。軍用の武装戦闘バージョンも展開予定
URP-01G © opkrt.ru
ロシアで、戦場や北極圏、核・化学汚染された地域など、ヒトの立ち入りが難しい環境下で利用する多用途ロボット・プラットフォームの開発計画が進行中。

これは国営軍需企業 United Instrument Manufacturing Corporation (Rostec) 傘下の子会社である Systemprom Concern が手掛けるもので、URP-01G と名付けられている。

URP-01G は全長 3.5 メートル、全幅 2 メートル弱で、その重量は 7 トンに達する。およそ 2 トンのペイロードを持っており、最高速度毎時 40 キロメートルでの移動が可能。堅牢な造りによって、2 メートルの高さから落下しても操作を続けることができる。

Russia: Fearsome robot rolls into missile defense arsenal
陸軍ではこのロボット・プラットフォームを、重機関銃とグレネードランチャーで武装したものと、小型 UAV と共に偵察をおこなう 2 種類のバリエーション展開を図る予定。

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開発を手掛ける Systemprom Concern では、URP-01G を 2015 年末にも車両テストを始動させるとしている。

ドミトリー・ロゴージン露副首相によると、向こう 10 年におけるロシアの新たな武器計画の中で、ロボットの開発は最優先課題にあるとしている。

TASS 2015/07/30
RT 2015/08/02

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