NEWS

ブラジルで盗難車両の強制捜査中に M41 ウォーカー・ブルドッグ戦車× 2 両を発見

海外軍事 Comments(0)
ブラジルで盗難車両の強制捜査中に M41 ウォーカー・ブルドッグ戦車× 2 両を発見
ブラジル サンパウロで 1 月 27 日、警察官が盗難車両と積荷の強制捜査中に、2 両の戦車を発見した。公開写真からは、米国製 M41 ウォーカー・ブルドッグ (Walker Bulldog) 軽戦車と考えられている。
この異例な事件が発生したのは、同国最大の都市として知られるサンパウロの南部で低所得者層が居住するサコマ地区。警察官が発見した当時、両戦車にはエンジンこそ搭載されていなかったものの、重装甲はそのままの状態にあった。なお、この他にも 500 台におよぶテレビや、車両の部品、大型貨物トラックが見つかっている。

M41 ウォーカー・ブルドッグ は、1953 年から 1960 年代後半に掛けて運用されていた戦車。朝鮮戦争・ベトナム戦争で実戦投入されている。米国は、全世界に数百両の M41 ウォーカー・ブルドッグを輸出しており、ブラジルでは 300 両の購入がおこなわれている。

本件を報じたスコットランドのニュースサイト The Scotsman によれば、「2 両の戦車は共にブラジル軍所有のものでは無いと伝えられている」とのこと。また、同サイトがブラジルのポータルサイト UOL をソースに、発見された倉庫の持ち主関係者が警察に対し、「戦車は 2003 年にオークションで落札した合法的なものであり、それを証明する書類がある」と語っていることを紹介している。

この件で現在、倉庫管理人の身柄が拘束されている。

The Scotsman 2015/01/29

同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop