模型総合メーカーのタミヤより2012年2月から3月に掛けての期間で発売を控えている新製品案内が届いた。今回も数あるタミヤ新製品の中からミリタリー色の強い商品だけをピックアップしてご紹介しよう。

模型総合メーカー タミヤ公式サイト：
http://www.tamiya.com/japan/

1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.324
イラク軍戦車 T-55エニグマ
IRAQI TANK T-55 "ENIGMA"
2012年2月17日(土)ごろ発売　4,830円（本体価格4,600円）

【 増加装甲が迫力満点、イラク軍のT-55 】
イラク軍がT-55を独自改修し、1991年の湾岸戦争に投入したのがT-55“エニグマ”。当時、イラク軍はソ連製のT-72やT-54/55などを中核に大きな戦力を誇っていた。
その中でもT-55エニグマは砲塔や車体に増加装甲を装着し、防御力が強化されているのが特徴。湾岸戦争では陸軍の一般部隊に配備され、指揮車輌として使用されたといわれている。
ちなみに、英語では「謎」を意味する“エニグマ”という名称は、この戦車を捕獲した多国籍軍が独自に付けたもの。

【 模型要目 】
T-55エニグマのプラスチックモデル組み立てキット。1/35スケール、全長259mm、全幅109mm。
T-55の砲塔や車体に増加装甲を装着し、イメージを一変させた迫力ある姿を実感豊かにモデル化。砲塔の増加装甲はフレームを別パーツとして立体感十分。車体上部は増加装甲のフレームを一体化。
少ないパーツ点数で確実に組み立てられる。履帯はリアルで手軽なベルト式でパーツ化。イラク軍戦車兵の人形1体付き。

左：T-55に増加装甲を装着した力強い姿を余すことなくモデル化。
中：各部の増加装甲や取り付けフレームなども立体感あふれる仕上がり。
右：間隔をあけて装着された砲塔後部の増加装甲に加え、砲塔の鋳造肌の質感やソ連仕様と異なるエンジングリルも忠実に再現。

※上記情報は2012年1月18日現在のものです。商品の名称、価格、発売日、仕様などは変更される場合があります。


左：エニグマの専用パーツ。（写真は試作品。製品では全パーツがサンドカラー。）
中：グレイ部分が増加装甲を含む専用パーツ。T-55との違いがよくわかる。
右：独特なフォルムの増加装甲がT-55のイメージを一変させる。

アブロ ランカスター B Mk.III スペシャル“ ダムバスター”
/B Mk.I スペシャル“ グランドスラムボマー”
AVRO LANCASTER B Mk.III SPECIAL“ DAMBUSTER”/B Mk.I SPECIAL“ GRAND SLAM BOMBER”

2012年3月31日(土)ごろ発売　7,980円（本体価格7,600円）
第二次大戦中のイギリス空軍を代表する重爆撃機ランカスター。その中でもドイツ工業地帯のダム破壊作戦で活躍した“ダムバスター”と、10トン爆弾グランドスラムを搭載できる“グランドスラムボマー”を選べるコンバーチブルキットが登場。
風防はフレーム塗装済みのパーツも用意されている。人形5体、マーキング3種類付き。

※上記情報は2012年2月7日現在のものです。商品の名称、価格、発売日、仕様などは変更される場合があります。

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